3ヶ月前ぐらいからPython、RubyやJavaScriptなどのスクリプト言語でコードを書く時はIntelliJ IDEA(有償版)を使うようになった。以前はEmacsユーザだった。乗り換えた理由としては
- IntelliJを試しに使ってみたらけっこう使い勝手が良かった
- 例えばPythonだと、SDKの設定さえすればimportしているモジュールのメソッドに簡単にジャンプできたり、変数や関数などのシンボルも可能な限り補完してくれる
- Emacsの設定をするのが辛くなった(プログラマとして恥ずべきことであるのは知っている)
- IntelliJが様々な言語に対応しているため、これ一つあれば大丈夫感が強い
などだろうか。有償版はパーソナルライセンスで2万円ぐらいだけど、そのぐらい払う価値はあるかなぁと今のところ感じている。ただ、そんなIntelliJさんもやっぱり使いづらいところはあるので、個人的に必ず設定している項目を書いてみる。なお環境はMacで、IntelliJのバージョンは13。
概念とか
Eclipseユーザの人はEclipseユーザの為のIntelliJ IDEA QA を読むといいと思う。Eclipseとの違いが書かれている。ちなみに自分はJavaを書く時はいまだにEclipse使ってるw 長年蓄積された手癖というものがどうにも捨てられない。
プラグインのインストール
IntelliJでPythonやRubyを書くにはプラグインをインストールする必要がある。PreferencesのPluginsからポチポチ選択する。自分が入れているのは下記。
- Python
- Ruby
- NodeJS
- Scala
- ReStructuredText
IDEAが使うJVMを変更する
IntelliJはJVM上で動く。そのJVMを変えたい場合は
/Applications/IntelliJ\ IDEA\ 13.app/Contents/Info.plist を下記のように修正
<key>JVMVersion</key> <string>1.6*</string> ↓ <key>JVMVersion</key> <string>1.7*</string>
IntelliJ IDEAのヒープサイズ
Version 12以降は /Applications/IntelliJ IDEA XX.app/bin/idea.vmoptions を ~/Library/Preferences/IntelliJIdeaXX/ にコピーして編集する。自分は下記のようにしてる。
-Xms768m -Xmx768m -Xmn384m -XX:MaxPermSize=384m -XX:ReservedCodeCacheSize=96m -XX:+UseCodeCacheFlushing -XX:+UseCompressedOops
設定のimport/export
Preferences -> File -> import settings / export settings
でできる。SDKの設定はexport/importしない方が無難かもしれない。
エディタのタブの設定
Preferences -> Editor -> Editor Tabs
以下の2つの設定をデフォルトから変えている。
- Show directory in editor tabs for non-unique filenames: ファイル名が同じものを開いている場合ディレクトリ名を表示
- Mark modified tabs with asterisk: 編集されたファイルのタブにはアスタリスクをつける
エディタ上でコピペした時に自動でフォーマットしない
コピペする時に勝手にフォーマットしてくれて元のテキストの体裁を維持してくれない場合があるので、自分はCmd + V でペーストした場合の挙動を変えている。
Preferences -> Keymap -> Paste Simple にCmd + V を割り当て
英語のスペルチェックをオフ
造語などにいちいち波線がついてうざいのでオフにしてる。
Preferences -> Inspections -> Spellingのチェックを外す
クォートやカッコを自動挿入しない
自分はこういうのオフにする派。
Preferences -> Editor -> SmarkKeys -> Insert pair bracket
エディタで表示しているファイルとプロジェクトのツリーの選択ファイルを同期する
Eclipseではデフォルトで有効になっている機能。ファイルが多いプロジェクトだとこの機能ないとつらい。
- プロジェクトを開いた状態で、projectの設定(歯車みたいなやつ)をクリック
- Auto Scroll from Sourceにチェックをつける
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